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♯3_ Cypher Labs AlgoRhythm Solo-dB / ALO Rx Mk3-b HD800バランス駆動

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HD800をバランス駆動。

RxMk3-B & Solo-DBのコンビネーションによるその音質は素晴らしい。
小型のポータブルヘッドホンアンプ及びDACとは思えぬ程に力強く奥深いサウンドを聴かせてくれるのである。
音場感が良く、広く奥行きがあり、空間表現が素晴らしい。
音場は広いが音密度が薄くなる事はない。むしろ濃い密度の音が広い音場に染み渡るのだ。
アメリカらしい濃いサウンドである。

さて、購入して一ヶ月程経つRxMk3-B及びSolo-Dbであるが、ポータブルでの使用では留まらず、据え置き機としても素晴らしいパフォーマンスを発揮するDAC及びヘッドホンアンプである。
MOMENTUMやAMPERIORはおろか、HD800、HD600をも鳴らしきるパワフルなアンプである。
ポータブル環境のみでの使用ではコストパフォーマンスは決して良いとは言えない。
加えてインピーダンスが低く感度の高いヘッドホンではホワイトノイズが聴き取れる為、低能率ヘッドホンの駆動を重視した設計であると言えるだろう。
しかしながら据え置き機として使うのであれば、やはり物量のあるもの、電源のしっかりした機器を選ぶべきであろうと言うのがオーディオ的セオリーである。
少しばかり立ち位置の微妙なアンプではあるのだが、一度バランス駆動HD800の音を聴けば理解するであろう。

僅か数百グラムのアンプが鳴らす音と、数十キロのアンプが鳴らす音。
物量に拘るこのおかしな世界
実に笑えるではないか。
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Red Hot Chili Peppers #4 / 定番ロックホン HD700

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ロックを鳴らすのであればHD700だ。
開放型4機種、HD800、HD700、HD650、HD598の中では間違いなく適任であろう。
しかしながらレッチリがドライブするHD700は薄味で物足りなさを感じてしまう、何故だろうか。
低音域から高音域までしっかりと過不足なく聴かせてくれるのであるが何かが物足りない。
フラットでのっぺりした様な印象があり面白味が全くないのだ。
密度があり鋭い音像、ドラムスは迫力がありベースラインはキレが良く明確だ。
音の分離、立体感も良いのだが、どこかしらモニター調な印象を受けるのである。
音に奥深さが無く薄っぺらい、表面的な音質の良さは感じ取れるのだが、その奥に眠るレッチリの渋みが伝わって来ないのだ。

さて、どうしたものか。
ヘッドホンをHD800やAMPERIORに変えれば良い話なのだが・・それでは詰まらない。
否、詰まらない云々ではなくレッチリを上手く鳴らせないHD700に出番はないのだ。

探求心は止まらぬ。これもレッチリの魅力なのか。

Red Hot Chili Peppers #1 / AMPERIORでクールに
Red Hot Chili Peppers #2 / MOMENTUM ピアーノピアーノ
Red Hot Chili Peppers #3 / HD800でサプライズ

(SENNHEISER / ゼンハイザー HD700)
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OPTIMA LITE / HD650 リケーブル

HD650用交換ケーブル オプティマ・ライトのバランス4pinケーブルの音質をチェック。
今回のケーブル交換はHD650のバランス駆動を目的としたリケーブルである為、ケーブル自体の音質についてはあまり関心がなく、
と言うよりも、バランス駆動による音質の飛躍的な向上に満足してしまいケーブルそのものの音質については触れる機会がなかったのである。
シングル駆動での純正ケーブルとの聴き比べを行ったところ、その違いが顕著に確認出来たので簡単に触れてみたいと思う。

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価格は25,000円程の比較的手頃なケーブルである。
ん、いや待て。電線一本が25,000円とは決して手頃ではない。
あくまでもアコリバやALOとの比較的観点からの''お手頃''である。
バランスケーブルなど自作すれば1000円ちょっとで済むのだ。
ケーブルに数万円の投資をしてその見返りを期待出来るのかと言われれば、極めてコストパフォーマンスが悪く、その効果は微々たるものであるのがケーブル交換である。
しかしながらこのOPTIMAケーブル
その音質はなかなかのモノであり、投資しただけの価値があるのではなかろうか。というのが私の結論だ。
純正ケーブルにXLRコネクタをハンダ付けしただけの物とは明らかに違うと言えるだろう。
そういう意味ではやはりお手頃なのかもしれない。

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写真上がOPTIMA LITE、下が純正ケーブルである。
若干地味ではあるが作りもしっかりしており、手触り良くしなやかで取り回しが良い。MADE IN JAPANである。
折り曲げてもケーブルに型が付かず常に形状を記憶しており縒れる事がない。
かなり扱いやすいケーブルである。
ヘッドホン側の接続プラグが純正の物よりも大きく目立つが、特に問題はない。

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さて、肝心の音質に付いて触れたいと思う。
今回の比較は純正ケーブルとのシングル接続での比較である。
OPTIMA LITEの終端がXLR4pinプラグである為、シングルエンドへのアダプタを使用してのシングル接続である。

一聴して感じる違いは、HD650独特の中高音の曇りが少し晴れて明るくなった印象である。
高音域が伸びてシンバルの音等が気持ちよく響く。
女性ヴォーカルの声は透明感が増し、純正ケーブルでの厚ぼったい質感とは異なり艶が増す。
低音域も若干締まりを見せるが、HD650のウォームな雰囲気はそのままに、全体的に引き締まった印象だろうか。
バランス駆動でのリスニングが素晴らしいものであった為に、今更シングルに戻してもパッとするものがなかったのであるが、純正ケーブルとの比較では明らかにケーブルの質の高さが伺えるものであると言えるであろう。
簡単な走り書きではあるが、私が一聴して感じたOPTIMA LITEに対するレビューはこんなところであろうか。
他のメーカー製ケーブルとの比較ではまた違った印象になると思われるが、現状では価格、音質ともに満足のいく良質なケーブルであると言えるだろう。


リケーブルに対する補足として付け加えるとすれば、私がHD650の音をあまり好んでいないと言う事だ。
独特な音のこもりと閉鎖感、高域の弱さが好みに合わないのだ。
音の柔らかさと低域の豊かな雰囲気は心地良いものと言えるのだが、もう少し高域に明るさと見通しの良さを望むところだろうか。
故に私がHD650の環境を調整する目的としては、HD650の良さを伸ばすものではなく、HD650の駄目な部分を矯正すると言うものになる。
ケーブル交換も然り、ゼンハイザーがチューニングした純正のケーブルを交換するという事はある意味、HD650の特性に対して否定的な行為と言えるかもしれない。
ケーブル交換による音質の変化は微々たるものであるのは言うまでもなく、HD650の性格そのものを変える様なものではない。
しかしながら長期間にわたって使用する事によりその違いはジワジワと伝わってくるものである。
HD650の音が好みであるならばケーブルは純正の物を使うのが無難と言えるだろう。

私に対して、HD650の音が好みではないのなら初めからHD700を使え。
と言う意見が飛んできそうだが、たしかに私はHD700の音が好みである。
しかしながら何故だろうか。私はHD650を手に取る。

HD700は音学を学ぶヘッドホン
HD650は音楽を楽しむヘッドホン

なるほど。我ながら納得だ。

(SENNHEISER / ゼンハイザー HD650)
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ノラ・ジョーンズ #7 HD800リベンジ

恒例のノラジョーンズ聴き比べである。
私の手持ちのヘッドホン全てでノラ・ジョーンズの聴き比べを行ってきたのだが、フラッグシップHD800で聴くノラは残念な結果と言わざるを得ないものであった。
なんとしても王者HD800の面子を立てなければならぬ。否、HD800の面子はどうでもいいだろう。
16万円もするヘッドホンなのだ、もう少し上手く鳴らしてくれないか。というのが私の正直な気持ちだ。

私はノラジョーンズの大ファンである。
ノラジョーンズを最高の音質で聴けるのであれば金と手間に糸目はつけぬ。
HD800でノラを上手く鳴らす為に、数々のDACやアンプの試聴を繰り返してきたのだが、HD700が鳴らすノラジョーンズを超える事が出来ないのである。
やはりHD800の特性上、ヴォーカルものを鳴らすには無理があるのかと半ば諦め状態であったが、意外なところに答えは転がっているものである。

HD800をリケーブルする。
私が選んだケーブルはALO audioのリファレンス16だ。
先日の記事でも紹介したところだが、このケーブルは本当に素晴らしいケーブルである。
たかが電線一本でここまで音質が変化し向上するとは私自身思っていなかったのだ。
リファレンス16リケーブルHD800で聴くノラジョーンズは、HD700&ノラジョーンズ ベストマッチを上回る素晴らしいものとなったのである。

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Reference 16 Silver/Copper for Sennheiser HD-800

純正ケーブルHD800で鳴らすノラは、声が細くドライで艶がなく距離感が遠く現実味の無い非常に残念な状態であった。
リケーブルHD800ではこれらのネガティブな印象を全て払拭してくれるのである。
距離感はHD700には及ばないものの、以前の遠く感じた印象はなくより前面に、声に艶が乗り色っぽく厚みを増す。
水晶の様に澄んだ透明感のある歌声が印象的で、思わずうっとり聴き入ってしまう程の美しさである。
息遣いと唇が合わさる粘膜を感じさせる様なリアリティがあり、その質感の高さはHD700を遥かに上回ると言えるであろう。
ヴォーカルの質感の高さに加え、各楽器が奏でる音色の美しさにも酔いしれる事となる。
音場は更に広がり音の空間に吸い込まれる様な心地良さがある。
ピアノやウッドベース、ギター等のアコースティックな音色は生々しく、鋭く細やかでありながら刺々しさは無く、力感を失う事無く優しさと力強さを両立させる。
そしてHD700では表現しきれない高音域の響きとその余韻を聴く度に私は思う、
嗚呼、HD800とリファレンス16買ってよかった。と・・・。

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まだまだ煮詰めて行く部分は数多くある。
私の趣味はオーディオ機器や電線を這わせる事ではない。
ノラジョーンズを心地良く聴きたいだけなのだ。
ホステスに貢ぐかの様に湯水の如く流れて行くものがあるが、
そんな些細な事に拘ってこその趣味であり、
それが男のロマンなのだ。

と、自分に言い聞かせる日々である。


ノラ・ジョーンズ #1 HD700とノラジョーンズの世界
ノラ・ジョーンズ #2 HD800で鳴らすノラジョーンズ
ノラ・ジョーンズ #3 MOMENTUMで柔らかく
ノラ・ジョーンズ #4 HD650 レトロチックに
ノラ・ジョーンズ #5 子守唄になれないAMPERIOR
ノラ・ジョーンズ #6 究極の癒しフォン HD598


(SENNHEISER / ゼンハイザー HD800)
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♯2_ Cypher Labs AlgoRhythm Solo-dB / ALO Rx Mk3-b HD650バランス駆動

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Solo-DB及びRxMk3-Bインプレッション、HD650バランス駆動についてのレビューである。

Solo-DB、RxMk3-Bともにバーンインによる音質に安定感が伺える頃だろうか。
おおよそ100時間の駆動で本来のパワーを発揮するのではないかと思われる。
購入当初、インピーダンスの低いヘッドホンではロウゲインでもホワイトノイズが気になっていたのだが、
使用時間に比例してノイズの量は減衰、それに伴いロウゲインでは若干のパワー不足が感じられる印象となった。
私の環境ではMOMENTUM & AMPERIORはミドルゲインで駆動、HD650、HD700、HD800はハイゲインでの駆動となる。
何れのヘッドホンも9時から10時のヴォリューム位置である。

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Solo-DB & RxMk3-Bの接続にはALO audio Copper 22 Balanced to Balanced、ミニバランスケーブルでのバランス接続である。
RxMk3-BからHD650への接続はReference 16 Silver/Copper Balanced Mini Connectorを使用しての接続である。
ヘッドホンへのバランス接続時はケーブルの取り回しが非常に悪く少しばかり厄介である。
一枚目の写真を見て頂ければ解ると思うが、アダプタ接続時のケーブルの向きが左方向に出される上、XLRコネクタの接続部分が大きく且つ重く、RxMk3-B接続部に負荷が掛かるのである。
機器への負担を抑える為にケーブルの扱いには慎重になってしまいストレスを感じる結果となってしまうのであるが、
ポータブル機器という性質上、物理的な限界があるのは言うまでもなく致し方ないと思わざるを得ないであろう。
ともあれ、此の様な機器を所有する事自体、使い勝手を犠牲にしてまで音質向上を図る訳であり、物理的弱点を指摘するのはナンセンスである。と気付いた私である。
マカーの哲学とオーディオファイル的美学の葛藤である。

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では、本題であるHD650バランス駆動による音質のレビューである。


静寂の中、流れる様に浮かび上がるピアノの音色が印象的であった。
バランス駆動によるS/Nの向上と定位の安定感が素晴らしい。
HD650の特性ともいえる定位感と分離の弱さが一気に晴れる様である。
アンバランス駆動では団子状態であった音像定位が、前方180度に広がりそれに伴い音場が立体感を増し各楽器の音色が明確に受け取れるのである。
ビリアードの玉を弾き、一気に拡散させた様な爽快感だ。
全体的に透明度が増し、雑味がより少なくクリアな美人であるが、時にパワフルで力強い一面も見せる。
アンバランス駆動で感じていたモヤモヤが晴れて、各楽器やヴォーカルの色がより明るく、聴きやすい印象である。

私は元々、HD650の音があまり好きではない。
何方かと言えばHD598やHD700に見られる傾向の音が好みである。
しかしながらバランス駆動によるHD650の音色は好ましく、私にとって大きな変化をもたらす事となるであろう。


小型のヘッドホンアンプとDACではあるが、そのパワーには申し分無く、据え置き機に全く引けを取らないSolo-DB及びRMk3-Bである。
やはりバランス駆動でこそ本来のパワーを発揮する機種と言えるであろう。
ポータブル環境、アンバランス駆動のみでの使用ではコストパフォーマンスが非常に悪く、その実力を知るには無理があるかもしれない。
是非フルバランスによるHD650とSolo-DB&RxMk3-Bの奥深いサウンドを体験してもらいたい。


そして私にもたらす変化は顕著に現れる。
HD700の出番が近頃めっきり減ってしまったという嬉しい様な悲しい様な複雑な心境だ。
購入価格的にもっと使い倒したい貧乏性なわけで。


♯1_ Cypher Labs AlgoRhythm Solo-dB / ALO Rx Mk3-b インプレッション

(SENNHEISER / ゼンハイザー HD650)
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