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ノラ・ジョーンズ #7 HD800リベンジ

恒例のノラジョーンズ聴き比べである。
私の手持ちのヘッドホン全てでノラ・ジョーンズの聴き比べを行ってきたのだが、フラッグシップHD800で聴くノラは残念な結果と言わざるを得ないものであった。
なんとしても王者HD800の面子を立てなければならぬ。否、HD800の面子はどうでもいいだろう。
16万円もするヘッドホンなのだ、もう少し上手く鳴らしてくれないか。というのが私の正直な気持ちだ。

私はノラジョーンズの大ファンである。
ノラジョーンズを最高の音質で聴けるのであれば金と手間に糸目はつけぬ。
HD800でノラを上手く鳴らす為に、数々のDACやアンプの試聴を繰り返してきたのだが、HD700が鳴らすノラジョーンズを超える事が出来ないのである。
やはりHD800の特性上、ヴォーカルものを鳴らすには無理があるのかと半ば諦め状態であったが、意外なところに答えは転がっているものである。

HD800をリケーブルする。
私が選んだケーブルはALO audioのリファレンス16だ。
先日の記事でも紹介したところだが、このケーブルは本当に素晴らしいケーブルである。
たかが電線一本でここまで音質が変化し向上するとは私自身思っていなかったのだ。
リファレンス16リケーブルHD800で聴くノラジョーンズは、HD700&ノラジョーンズ ベストマッチを上回る素晴らしいものとなったのである。

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Reference 16 Silver/Copper for Sennheiser HD-800

純正ケーブルHD800で鳴らすノラは、声が細くドライで艶がなく距離感が遠く現実味の無い非常に残念な状態であった。
リケーブルHD800ではこれらのネガティブな印象を全て払拭してくれるのである。
距離感はHD700には及ばないものの、以前の遠く感じた印象はなくより前面に、声に艶が乗り色っぽく厚みを増す。
水晶の様に澄んだ透明感のある歌声が印象的で、思わずうっとり聴き入ってしまう程の美しさである。
息遣いと唇が合わさる粘膜を感じさせる様なリアリティがあり、その質感の高さはHD700を遥かに上回ると言えるであろう。
ヴォーカルの質感の高さに加え、各楽器が奏でる音色の美しさにも酔いしれる事となる。
音場は更に広がり音の空間に吸い込まれる様な心地良さがある。
ピアノやウッドベース、ギター等のアコースティックな音色は生々しく、鋭く細やかでありながら刺々しさは無く、力感を失う事無く優しさと力強さを両立させる。
そしてHD700では表現しきれない高音域の響きとその余韻を聴く度に私は思う、
嗚呼、HD800とリファレンス16買ってよかった。と・・・。

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まだまだ煮詰めて行く部分は数多くある。
私の趣味はオーディオ機器や電線を這わせる事ではない。
ノラジョーンズを心地良く聴きたいだけなのだ。
ホステスに貢ぐかの様に湯水の如く流れて行くものがあるが、
そんな些細な事に拘ってこその趣味であり、
それが男のロマンなのだ。

と、自分に言い聞かせる日々である。


ノラ・ジョーンズ #1 HD700とノラジョーンズの世界
ノラ・ジョーンズ #2 HD800で鳴らすノラジョーンズ
ノラ・ジョーンズ #3 MOMENTUMで柔らかく
ノラ・ジョーンズ #4 HD650 レトロチックに
ノラ・ジョーンズ #5 子守唄になれないAMPERIOR
ノラ・ジョーンズ #6 究極の癒しフォン HD598


(SENNHEISER / ゼンハイザー HD800)
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Red Hot Chili Peppers #3 / HD800でサプライズ

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HD800で聴くレッチリはサプライズの連続である。

私の音楽ライブラリにはレッドホットチリペパーズのアルバムが全てある。
初期のレッチリのアルバムを聴く事があまりなく、2000年以降の音源が好みである。
完成形かと思われた2000年以降のレッチリサウンドは今も尚熟成し続け、いったいこの先どういった形を魅せてくれるのか興味津々である。

現代フランス料理の様に常に進化し続け、サプライズな味わいを楽しませてくれるレッチリはまさにレストランである。
そんなレストランでは、今夜も賑やかに宴が開かれる。
私はHD800を手に取りレッチリを頂く。
レッドホットなチリペパーズはとてもクールだ。
ホットな食材にクールなシャーベットを添える様な巧みの料理だ。

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HD800で聴くレッチリは繊細で鋭く絶妙にかっこいい。
音像は細く上品であり、広い音場をテクニカルなサウンドで満たす。
HD800の特性である控え目な低音域がレッチリサウンドに奥行きのある味わいを与えてくれる。
バスドラムがバックで深く鳴り込み、ベースラインはビシビシと弦を弾く音を響かせる。
前面ではギターサウンドが優雅に鳴り、シンバルの響きは頭の上で刺激を与えてくれる。
ロックに広い音場は必要ないと考える事もあるのだが、レッチリサウンドはその広い音場を余す事無くポジティブに使い切ってくれるのだ。

アミューズから前菜へ、メインディッシュそしてデザートまで完璧な塩加減と味付け、そして絶妙な腹具合と満足度を提供するそんな一流シェフの仕事ぶりには敬意を表する。
そして会計時には更に冷や汗とサプライズで迎えてくれるのである。

レッチリを食べ尽くすにはHD800の味付けが最高に美味い。
奥深さ、格好良さ、高揚感を味わう事が出来る一流ヘッドホンHD800の仕事ぶりには敬意を表する。
そしてこのヘッドホンが16万円もするという事に、更に冷や汗とサプライズが迎えてくれるのである。


Red Hot Chili Peppers #1 / AMPERIORでクールに
Red Hot Chili Peppers #2 / MOMENTUM ピアーノピアーノ
Red Hot Chili Peppers #4 / 定番ロックホン HD700

(SENNHEISER / ゼンハイザー HD800)

押尾コータローのギターとHD800

私は十代から二十代にかけてアコースティックギターで弾き語りをやっていた。
街角に出ては自己満足に唄い流すのである。

長渕剛から右手を学び、泉谷しげるから左手を学び、ボブディランから唄い方を学んだのだ。
右手で音を正確に、左手で感情表現、歌とハーモニカは魂の叫びである。
弾き語りとは音楽ジャンルに囚われる事の無い普遍的感情表現であり、
パンクでありロックであり時には愛を奏で、ジャジーでクラシックでもある。

私自身、もうずいぶんとギターを握っておらず、フォークソングや弾き語りといった楽曲も殆ど聴く事がなくなってしまったが、
私の音楽の根本は生ギターである。


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押尾コータローの美しくロックでクラシックなギターサウンドは、HD800がその魅力を余す事無く存分に聴かせてくれる。
ギター一本で美しい音色を奏で、メロディーを構築し、リズムを刻み、空気を作り、緊張と緩和を齎すのである。
押尾コータローの息遣いが、HD800から感じ取れるのである。

私は押尾コータローのアルバムは月に一度程しか再生しない。
オフボーカル曲をあまり聴く事が無く、もっぱらの女性ヴォーカル好きであるからだ。
押尾コータローの熱狂的ファンの方には申し訳ないが、月に数度しか再生しないそんな私であるが、
私が聴く押尾コータローサウンドはおそらく世界一である。
その素晴らしいサウンドは言うまでもない。

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HD800オーナーである私の特権なのだ。


(SENNHEISER / ゼンハイザー HD800)

Rock And Roll Is Dead / HD800

レニー・クラヴィッツの楽曲はHD800で芸術的に鑑賞するのが私のスタイルである。
否、レニー・クラヴィッツのサウンドそのものが芸術的であると訂正する。

音楽機材のマニアであり自身の楽曲にもその拘りを見せるレニー・クラヴィッツであるが、その拘りを隅々まで嘗め尽くし堪能させてくれるHD800はやはり素晴らしいっヘッドホンであると実感するのである。

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HD800の繊細で線の細いサウンドはレニーのエレキギターサウンドをクールに再現し、低音域を極限まで抑える腰の高いサウンドは芸術的であると言えるであろう。


HD800が魅せるサウンドはRock And Roll Is NOT Deadである。


(SENNHEISER / ゼンハイザー HD800)

ノラ・ジョーンズ #2 HD800で鳴らすノラジョーンズ

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私はノラ・ジョーンズの大ファンである。
彼女のあどけない表情から発せられる歌声は私を癒し、深い眠りへと導いてくれるのである。


HD700で聴くノラジョーンズは至福である。
前回その魅力を存分に語ったが、ではHD800が奏でるノラの歌声は如何なるものか。


結論から言えば、やはりHD700が描くノラの世界には到底及ばない。

HD800の最大の武器である音場の広さは唯一無二であり素晴らしい臨場感を味わう事が出来る。
その武器を持ってしても、HD700が奏でる耳元で囁くノラの歌声には勝てないのである。

HD800は各楽器の美しい音色を広い音場に鏤める。
各楽器の距離感は離れ音の分離は完璧といえよう。
私自信とノラとの距離感も離れ、広いホールで演奏している様である。
どこまでもクリアで美しい演奏を味わえるのだが、やはりノラとの距離感は致命的といえよう。

歌声は少しドライになり薄さと鋭さを感じ、ノラの発するサ行が目頭を霞め若干の刺さりを感じるのである。
(外国人である為サ行という表現には違和感がある。Sを含むスペルである。)
これでは折角広い音場を活かした臨場感溢れる演奏も台無しである。


HD800の力不足ではないのであろう。上流環境によって調整可能である事は言うまでもない。
やはりHD800は金の掛かるヘッドホンである。
そのパワーを活かす為には最高の環境を構築しなければならない。


今後、HD800がどの様に変化し、HD700を超えるノラジョーンズを聴かせてくれるのであろうかと楽しみでもある。


ノラ・ジョーンズ #1 HD700とノラジョーンズの世界
ノラ・ジョーンズ #3 MOMENTUMで柔らかく
ノラ・ジョーンズ #4 HD650 レトロチックに
ノラ・ジョーンズ #5 子守唄になれないAMPERIOR
ノラ・ジョーンズ #6 究極の癒しフォン HD598
ノラ・ジョーンズ #7 HD800リベンジ


(SENNHEISER / ゼンハイザー HD800)

HD800で聴くライブ音源は至高

HD800を手にしてその実力を知るには、やはりクラシックやジャズと言った音源を鳴らした時であろう。
他のヘッドホンでは味わえない果てしなく広がる音場に各楽器の音色が鏤められ、音に包まれる異次元の世界に引き込まれるのだ。
しかしながら私の環境ではHD800の出番は然程多くないのだ。
多くのジャンルはHD700がそつなくこなし、まったり聴き流したい時はHD650が良い雰囲気を醸し出してくれる。




もう何十年も昔の話になろうか、私がTHE BLUE HEARTSの熱狂的なファンだったのは。
私の音楽ライブラリにはTHE BLUE HEARTSのアルバムが並んではいるが、今では殆ど再生する事もなくなった。

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休日の午後、ふとHD800を手に取り、THE BLUE HEARTSの野音 Live on '94 6.18/19を再生したのだ。

私は瞬時にHD800の広大な音場に引き込まれオーディエンスと一体化した。
素晴らしい臨場感、色褪せる事の無い当時宛らのライブ音源を再現するHD800のパワーには驚いた。
今まで気付けなかったHD800の違った一面には青天の霹靂である。


今ではあらゆるライブ音源はHD800が定番になりつつある。


HD800オーナーのみが味わえる最強のTHE BLUE HEARTSであった。


(SENNHEISER / ゼンハイザー HD800)

HD800 マニア向けヘッドホン アル・カポネ

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型式 : ダイナミック・オープン型
周波数特性 : 6~51,000Hz(-10dB)、14~44,100Hz(-3dB)
インピーダンス : 300Ω
音圧レベル : 102dB
質量 : 約370g
接続ケーブル : ケーブル長3.0m(両だし)、6.3mmステレオ標準プラグ
実売価格 16万円(2012/11現在)



ゼンハイザーが誇るフラッグシップ機 HD800
多くのヘッドホンファンを魅了する世界最高峰のヘッドホンである。

広大な音場と高解像度、高い再生能力を持った本機であるが、少々クセのあるヘッドホンでもある。

ソースを選び向き不向きが激しく、低音域は深くまで鳴り込むが、その存在感は影を潜める。
高音域が圧倒的にきらびやかで広大な音場に各帯域の音色を鏤める。
故にクラシック等では絶大なパワーを発揮する本機ではあるが、不向きなジャンルが多いのも頷ける事由である。
とはいえ、上記の見解は私がヘッドホンの使い分けを前提にしている為であり、HD800をメインに使う事に全く問題は無い。あくまでも本機を分析する上での解説であり、音楽を楽しむといった観点ではHD800の実力は世界トップクラスであるのは言うまでもない。

HD800を語る上で特筆すべきはやはり広大な音場であろう。
私の場合、据え置き機でJPOP等日本の楽曲を再生する場合HD650の使用頻度が高いのだが、稀にHD800で聴く事もあるのだ。
JPOPやJROCK等のリリースサイクルの早いアーティストの楽曲は録音が悪くミキシングや空間表現に拘った楽曲が少ないのが現状である。
故に敢えて高解像度ヘッドホンを使用する意味が感じられず、HD650やHD25等の個性の強いヘッドホンで聴く事が自然な流れとなる。
ではHD800で録音に拘りのない楽曲を再生するとどういった効果があるのだろうか?
上記の音場の広さである。
広大な音場に音像を配置するためであろう、まるでアナログソースをデジタルリマスタリングした様な錯覚を覚え、演奏に新鮮味が加わり生まれ変わるのである。
これは同じく広い音場を持つHD700では体験出来ないHD800ならではの特徴の一つである。



ヘッドホンに16万もの金額を注ぎ込むのは一般人から言わせてみれば常軌を逸っする行為である。
素晴らしいヘッドホンではあるが、その反面使いどころが難しい機種でもある。
HD800はマニアが所有するヘッドホンであると言えるだろう。
HD700がリリースされた現在、HD800のコストパフォーマンスは決して良いものとは言えず、オールマイティに使えるHD700の完成度は高く評価出来るものである。
一般人にはHD700で十分な満足を得られるであろう。

しかしながらHD800には、それを所有した者にしか味わう事が許されない高貴な存在感と世界最高峰の音質という魅力があり、その味わいは所有者にしか語れないのである。
いわばヘッドホン界のロマネコンティである。


(SENNHEISER / ゼンハイザー HD800)
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ゼンハイザーヘッドホンに拘って色々な観点から使用感等を綴っていこう。

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