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MOMENTUM 生まれ変わる

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MOMENTUMは私のお気に入りヘッドホンのひとつである。
ポータブルヘッドホンとしてiPod classicの良きパートナーでありその実力には大変満足しているのであるが、
時に期待外れな音を聴かせてくれる事もあるのだ。

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ダイアン・バーチとナデアは私のお気に入りアーティストである。
以前、MOMENTUMとのマッチングについて書いたが、その結果は評価出来るものではなかった。

♯1 Nadéah(ナデア) / MOMENTUMで試聴
♯2 Diane Birch MOMENTUMの柔らかさ

さて、このままでは終われない。
私の性格上どうしてもお気に入りのMOMENTUMでお気に入りのアーティストを上手く鳴らしてみたいのだ。
ダイアン・バーチは、私が初めて食べた白トリュフの感動を思い起こさせる様な素晴らしいアーティストだ。
そしてナデアは私から赤ワインを取り上げる程のアーティストである。
そんなアーティスト達の生き様をより鮮明に感じ取る為には音に拘る必要がある。
音を聴けばそのアーティストの生き様とソウルを感じる事が出来る。それが音楽家であると私は考える。
そして音に拘るのは聴き手よりも音楽家自身であるのは言うまでもなく、音楽家が作り出す拘りの音を、より高音質で聴きたいという願望は自然な流れである。

より高音質でアーティストの作り出す音を感じたい、その生き様をより奥深くまで感じたい、
その方法としては手っ取り早くHD700やHD800の高音質ヘッドホンを手に取ればいいのだが。
ところが私がバカである理由がここに存在する。
どうしてもMOMENTUMでダイアン・バーチとナデアを上手く鳴らしたいのだ。
もっと細かく言えば、どうしても職場での休憩時間にMOMENTUMで聴きたいのだ。

上を見ればキリがない。ならば初めから頂点を見ればいいのだ。
MOMENTUMでナデアとダイアン・バーチを上手く鳴らす為に、かなりの出費となったしまった訳だが、それも仕方の無い事であろう。
これぞ男のロマンではないだろうか。
1kg50万円の白トリュフや100万円のロマネコンティを買う事を考えれば、私等子供みたいなもんである。
そう自分に言い聞かせながら少し憂鬱な朝を迎えるのであった。

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さて長い前置きになってしまったが、本題である。

Cypher Labs製のポータブルD/AコンバーターAlgoRhythm Solo -dBそして
ALO製ポータブルヘッドホンアンプRxMk3-bである。
これらの機器同士の接続にALO製MiniXLRケーブルを購入。
総額で18万円程の出費となった。
はたしてMOMENTUMをうまく鳴らしてくれるであろうか。

MOMENTUMの音質は好みが分かれるところだろうか。
優しく上品な音の押し出し感があり、突出する帯域もなくフラットである。
ヴォーカルが少し下がり気味であり中高音に音のこもりがある。
ソースによってはヴォーカルが後ろに隠れてしまい酷い音だなと感じる事もあるのだ。
敢えて悪い部分を指摘すればの話であるが、こと、ナデアとダイアン・バーチに関しては上手く鳴らしてくれないのである。

ではSolo-db及びRxMk3-BのコンビネーションはMOMENTUMにどういった変化を齎してくれるのであろうか。

まず一聴して驚いたのが解像度の飛躍的な向上であろう。
思わず声に出して歓喜する程の驚きである。
iPod classic直挿しでの音質は、音に立体感がなく左右に音場が広がりヴォーカルや楽器の分離がイマイチであったが、これらの機器を接続する事により、前後左右上下に音場が広がり立体感はポータブル機とは思えぬ程である。
それにより楽器とヴォーカルの定位感も良くなり、他の楽器に埋もれる事なく聴き取る事が出来る。
全ての楽器が活き活きと元気に音を奏でその躍動感は素晴らしいものだ。
ナデア、ダイアン・バーチともに声に艶が増し「嗚呼!かっこいい。」と思わず溜め息が漏れる程の変化である。

とは言え、MOMENTUMの個性を壊す様な味付けを私は好まない。
もちろんSolo-db & RxMk3-bの組み合わせによってMOMENTUMの良さを壊す事はない。
私がMOMENTUMに抱いていた不満を全て払拭してくれる形であると言えるだろう。
’’ダイアン・バーチとナデアをMOMENTUMで上手く鳴らす’’と言う事に関しては100点満点であり、文句無しの仕上がりである。

今回、何より驚いたのが、MOMENTUMの潜在能力である。
据え置き機に引けを取らない伸び代があり、ポータブルのみならず自宅でのメイン機としても十分な性能を発揮する素晴らしいヘッドホンであると改めて認識させられたのである。

ナデア&ダイアン・バーチ、MOMENTUMがその生き様をうまく描写してくれるであろう。
結構な出費ではあるが満足のいく結果となったので良しとしよう。
来年は白トリュフと赤ワインを諦めて、野菜ジュースと干椎茸にすればいい。

良いお年を。

※Cypher Labs AlgoRhythm Solo -dBとALO RxMk3-bに関するレビューは後ほど。
(SENNHEISER / MOMENTUM ゼンハイザー モメンタム)
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HD700とHD650を比較検証♯1

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開放型ヘッドホン上位2機種、HD700とHD650の比較である。
2003年発売からヘッドホン界では不動の人気を誇るHD650に対して、2012年発売、まだまだ世間の評価が定まっていないHD700。
2012年現在、HD650が4万円前後、HD700が8万円前後の値段となっている。
倍の価格差がある二機種だが、このクラスの価格帯になるとコストパフォーマンスが非常に悪く、価格イコール音質とはならない。
値段による性能差はあるのだが、それが決して音質を決定付けるものではなくあくまでも好みの問題となるのである。


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HD650の欠点の一つは付け心地の悪さである。
側圧が強く万力の如く頭を締め付ける作りであり長時間のリスニングにストレスを感じてしまう。
使って行くうちに側圧の強さは和らいでくるのだが、HD700との比較では雲泥の差と言わざるを得ない。

音質に関してはどちらの機種も非常に満足出来るものであると言えるだろう。
HD650の音質は、一言で言ってしまえば''温かみのあるスロウな雰囲気''だ。
全体的に音像は丸く緩い、中低音が豊かで広がりをみせる。
中高音が籠もり気味で高域は期待出来ないが、聴き心地の良いサウンドを聴かせてくれる。
解像度はHD700>HD650であるが、不満が漏れる様な解像度の低さではない。
音場の広さはあまり感じられないが、密閉型ヘッドホンの様な閉鎖感はない。
定位感や各楽器の分離感等、空間表現はいまいちだ。
緩い低音域が演奏全体に広がり空間表現を犠牲にしている感があるのだが、逆にウォーム系の良い雰囲気を作り出す。
ソースを選ぶ独特な世界観を持つ音質であると言えるだろう。


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一方HD700の装着感は文句無しだ。
長時間のリスニングに置いても全くストレスを感じる事はないであろう。

一聴して感じるHD650との音質の差は高音域の豊かさだろう。
クリアで美しい高音域を聴かせてくれるのだが、他の帯域を犠牲にする事はない。
低音域も豊かであるがHD650の様な広がりを見せず、抜けとキレの良い上質な低音域を再現する。
ヴォーカル定位が最前面に押し出され、下から上まで過不足無く綺麗に聴かせてくれる。
HD700を一言で表現するなれば''クールでクリアな雰囲気''だ。
解像度が高く、音場の広さを活かし各楽器を鋭く配置、空間表現も上手い。
HD650の様な温かみはなく、冷たい印象である。透き通った湖の様なイメージではないだろうか。


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全く真逆な性格を持つ両機種であるが、どちらも完成度の高いヘッドホンであると言えるだろう。
好みが大きく分かれるところではあるが、ジャンルによるヘッドホンの使い分けをする私の環境ではHD700の使用頻度が高い。
HD650の出番は少ないのだが、決してHD700より劣っているとは考えておらず、あくまでも好みの問題である。

HD700は、使用するアンプによる音質の変化が低く、どういった環境であろうとも一定のクオリティを保ち聴かせてくれる。
一方HD650は使用するアンプによる音質の変化が激しく、駄目なアンプだとその真価を発揮しない。
逆に言うなれば、非常に期待出来る可能性を秘めたヘッドホンではないだろうか。

ゼンハイザー製ヘッドホンアンプ、HDVA600 / HDVD800の登場によってHD650がどの様な音を聴かせてくれるのか楽しみである。

(SENNHEISER / ゼンハイザー HD700 HD650)
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♯2 Diane Birch MOMENTUMの柔らかさ。

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ヘヴィーローテーション、ダイアン・バーチのファーストアルバム''Bible Belt''は最高の一枚だ。

初めての出会いは''Jazz Women''という女性ヴォーカリストを集めたオムニバスアルバムに収録されていた''Fools''だ。
一聴してその独特な歌声に一目惚れである。

初めて白トリュフの芳醇な香りを味わった時の感動と似ているのである。

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外出時はMOMENTUMでダイアン・バーチを頂く。
卵黄と小麦粉で練り上げたパスタをバターとチーズで絡め、そこに白トリュフを削る。
単純な料理であるが、その奥深さは宇宙だ。
果たしてMOMENTUMに宇宙を感じる事が出来るのであろうか。

否、MOMENTUMでは力不足なのかもしれない。
のびたうどんに鰹節を削る様だ。
不味くはないが美味くもない。

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MOMENTUMの柔らかく優しい雰囲気は、ダイアン・バーチとうまくマッチすると考えていたのだが、私の印象はネガティブである。
歌声は曇り気味であり距離感も遠い。
演奏全体が弱々しく元気がない、と言った感じである。
ダイアン・バーチの楽曲ではもう少し全域に渡ってアクティブさが欲しいところである。

のびたうどんと言うのは的を射た表現ではなかろうか。
MOMENTUMの柔らかい音質はうどんの様である。
残念ではあるが、MOMENTUMでは白トリュフのタヤリンは再現出来ない。

決して不味くはないのだが、美味いとも言えない。


♯1 Diane Birchはタルトゥーフォの香り
♯3 HD650バランス駆動 / Nadéah(ナデア)& Diane Birch


(SENNHEISER / MOMENTUM ゼンハイザー モメンタム)
(タヤリンとはイタリア・ピエモンテの方言。タリオリーニという卵黄で練り上げた手打ち面の意)
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Amanda Brecker / HD700 

仕事が多忙であり、時間に支配される日々を繰り返す年末である。
帰宅時間が深夜に及び、食う・寝る・仕事が連続する。
帰宅して風呂に入り、のぼせた身体に冷たいコーヒー牛乳を注ぎ込む。
足下に電気ストーブを焚きデスクに身を委ね、Macとヘッドホンアンプの電源を入れる。
そしてもう何もやる気が起きずにそのまま夢の中へ落ちていくのである。

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さて、今日はHD700をアンプに挿してみよう。
私を癒す今夜のアーティストはアマンダ・ブレッカーだ。
美しいヴォーカルのジャズサウンドをHD700が上手く鳴らしてくれる。

癒される。
母の様な歌声である。


私のブログではよくアーティストを母と例える事があるが、決して私はマザコンではない。
何方かと言えば実際の私の母は鬼の様な人である。
優しい母の様な存在感に憧れているだけなのだろう。

まぁそんな事はどうでもいい。
アマンダ・ブレッカーとHD700は私を癒す最高の取り合わせだ。
そして今夜もそのまま夢の中へ。

私の肩に手を当て、ベッドへと導いてくれる。
そんな優しい母の様な女性がいない寂しいおっさんは、明日も仕事なので今夜はここまで。

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(SENNHEISER / ゼンハイザー HD700)
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Adele ブルージーでスモーキーな歌声 HD650

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Adele(アデル)
イギリスのシンガーソングライター、痺れる程渋い歌声を聴かせてくれるブルースシンガーだ。

実は随分と前からアデルのアルバムは私のライブラリに納められていたのだが、数回の再生に留まり、ライブラリの奥深くに埋もれていたのだ。
じっくり時間をかけて聴き込みたいアーティストの一人ではあるのだが、私が選ぶヘッドホンと楽曲の相性、そしてアデルの世界観と私の気分がうまくマッチしないのである。
アデルを聴くのであればHD650がマッチするのではないだろうか?
私の中でそういった思い込みがあった為に再生するタイミングがうまく合わなかったのである。
何故ならば、私はHD650をあまり使わないからである。

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高音域が弱く、こもりがちな音質が音源を選び、私が好んで聴くジャンルでは使いどころが難しいヘッドホンである。

今回アデルを聴くにあたり使用したアンプはオルトフォンのHD-Q7である。
音質面はともかく、そのデザインに惹かれて購入したヘッドホンアンプではあるが、HD650そしてアデルとの相性は抜群ではないだろうか。


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アデルの歌声は太く響きわたり溜め息が漏れる程に聴き入ってしまう。
HD650がこれほど美しいピアノの音色を奏でるのかとハッとさせられる事がしばしば。
曇りがちな音質は明るさを増し、全体的に丸みを帯びてより柔らかくしなやかな音質である。
他のアンプでは感じる事が出来なかった中高音の美しさが印象的である。


ともあれ、ことHD650に関しては来年発売予定のゼンハイザー製ヘッドホンアンプ、HDVD800とのバランス駆動を視野に入れている為、他のヘッドホンアンプとの相性云々を言及するつもりはない。

しかしながらHD-Q7とHD650のコンビネーションは素晴らしい。
HD650の使用頻度が増えるだろう。

そしてアデルがヘヴィーローテーションされるのは言うまでもない。


(SENNHEISER / ゼンハイザー HD650)
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ノラ・ジョーンズ #6 究極の癒しフォン HD598

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解像度が高く高音域が綺麗に響き、中低音が締まり引き締まった音質、そんなヘッドホンが必ずしもベストとは限らない。
もちろん良いヘッドホンではあるのだが、聴き心地の良さとは比例しないのである。

HD598から流れるノラ・ジョーンズはカフェラテの様に甘く温かい。
解像度はほどほどに、低音域が優しく包み込む。
耳を刺激しない柔らかい高音域が心地よく、ノラの歌声は私に囁く、早く寝なさい。と・・・

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HD598のノラの歌声は素晴らしい。
HD700のノラは、耳元で囁きかけ、温かい吐息が頬を撫でる様だと表現したが、
HD598のノラは、私の頭の中に入り込み、支配するかの如く包容力のある歌声だ。
距離感は近く、透明感はなく温かみのある厚く太い歌声である。

演奏のリアリティは感じられず、全体的に見通しが悪いのだが、それがまた良い雰囲気を醸し出す。
お湯を沸かした浴室の様に気持ちの良い曇り加減だ。
そして43℃の湯船に浸かりながら居眠りする様に、HD598から流れるノラ・ジョーンズは私を癒す。

風呂上がりに頂くカフェラテは甘くて温かく、私の体を癒す。
そうしているちに頭の中に響く声は、
、、、早く寝なさい。

ノラなのか。はたまた


ノラ・ジョーンズ #1 HD700とノラジョーンズの世界
ノラ・ジョーンズ #2 HD800で鳴らすノラジョーンズ
ノラ・ジョーンズ #3 MOMENTUMで柔らかく
ノラ・ジョーンズ #4 HD650 レトロチックに
ノラ・ジョーンズ #5 子守唄になれないAMPERIOR
ノラ・ジョーンズ #7 HD800リベンジ


(SENNHEISER / ゼンハイザー HD598)
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♯2 Nadéah(ナデア) / HD700と赤ワインで

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赤ワインを楽しみつつ、HD700でナデアを聴く。

素晴らしいアーティストだ。それ以外の言葉が思い浮かばない。
深い味わいのあるヴォーカルを聴かせてくれる。
言葉の壁など関係ない。彼女の生き様がその歌声に描かれる様であり感動を覚える。
音作りは繊細でありながらロックの様な荒々しさがあり高揚感を刺激、聴く者を魅了する。
彼女の作り出す音は、彼女自身の人生である。
これぞ音楽の醍醐味ではなかろうか。

そんな彼女の生き様を忠実に映し出すヘッドホンがHD700だ。
込み上げる低音域は激情の様に、ダイナミックでありながら上品だ。
ピアノの音色は美しく、悲しげに笑う。
HD700が鳴らすドラムの音にはいつも関心する。リアルな音を奏でノリが良く素晴らしい。
楽しく踊る様な躍動感である。

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ナデアの作り出す音楽に興味津々である。
抜栓した赤ワインが空気と混じり合い開いて行く様に、彼女の人生はどのように開いて行くのだろうか。
私はこの先10年間、彼女の生き様を追い続けるであろう。

私の人生が終わっていなければいいのだが。

赤ワインはやめて牛乳にしよう。


♯1 Nadéah(ナデア) / MOMENTUMで試聴
♯3 HD650バランス駆動 / Nadéah(ナデア)& Diane Birch

(SENNHEISER / ゼンハイザー HD700)
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♯1 Avril Lavigne / AMPERIOR 

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AMPERIORで聴くアヴリル・ラヴィーンは至高
もう何度も同じ事を繰り返し言うが、最高にノリの良いアヴリルを聴かせてくれるのである。
低音域のキレが最高に良く、他のヘッドホンには無いスピード感を再現。
ドラムスのビシバシズンドコ感は最高に素晴らしい。
もう何百回と再生しているアヴリルの楽曲であるが飽きる事が無く楽しめるのである。

アヴリルを再生する度に感じるのである。
AMOERIOR買って良かった、と。


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ファーストアルバム''LET GO''のリリースが2002年、デビューから10年である。
もう随分と長い付き合いの様な感覚でいたのだが、まだ10年かと、ふと当時の自分を振り返る。
何の事は無い。何も変わらない自分がいるだけだ。
強いて言うなれば、浴びる様に飲んでいたアルコールが牛乳に変わったくらいだ。

しかしこの10年でアヴリルの楽曲は変化を見せる。
4枚目のアルバム「Goodbye Lullaby」ではかなりイメージの異なるアヴリルを魅せてくれる。
個人的にはパンキッシュでやんちゃなアヴリルが好きなのだが、そんな姿は見当たらない。
例えるならば、ドライなジントニックが甘いカルアミルクになった様だ。

嗚呼、私と同じだ。

(SENNHEISER / AMPERIOR ゼンハイザー アンペリア)
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HD598 ファーストインプレッション

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型式 : ダイナミック・オープン型
周波数特性 : 12~38,500Hz
インピーダンス : 50Ω
音圧レベル : 112dB
質量 : 約246g
接続ケーブル : ケーブル長3.0m(片だし)、6.3mmステレオ標準プラグ
付属品 : 3.5mm変換アダプター
実売価格:20,000〜25,000円(2012/12現在)



開放型ヘッドホンHD598レビュー

装着感は非常に良く、ストレス無く快適なリスニングが可能。
ケーブルは細くしなやかであり、着脱式の片出しである為取り回しも良い。
インピーダンスが50Ωと低めに設定されており、ポータブル機器との相性も良い。
私の環境では、iPod classicからの直接出力でも問題なく音量が取れており、音質面においても問題は感じない。

さて、肝心の音質であるが簡単に解説していこう。

私は上位機種、HD650、HD700、HD800を所有しており、今更ながらのHD598購入である。
そんな私がHD598を一聴して感じた感想を一言で言うなれば、

「HD598で十分」である。
上位機種と比較すれば明らかにその性能差を感じてしまうのであるが、2万円という価格と音質面を考えれば、コストパフォーマンスに優れており、満足度は高いであろう。
ヘッドホンマニアではなく一般向けのヘッドホンとしては十分であるだろう。

ではヘッドホンマニア向けに厳しく解説してみよう。

開放型ヘッドホンであるが音場の広さは無くコンパクトである。
音の抜け具合もまずまずと言った所であろうか。
解像度には期待しない方がいいだろう。
決して解像度が低いという訳ではないのだが、上位機種との比較では物足りなさを感じてしまうと言わざるを得ない。
低音域は広がりを見せ温かみのある癒し系だが、悪く言えば制動が無く締まりのないサウンドである。
高音域は丸く優しい響きである。
音像定位や分離感は言うまでもなく良くはない。
全体的な印象としては高音域が弱く、中低音の量感が支配的であり、コンパクトに纏まったもっさりサウンドである。

では上位機種HD650との比較はどうであろうか。
大雑把に見て、率直な感想を言えば、一聴して驚く程の音質の違いはない。と言える。
もちろん細かく分析すればその違いは大きく、HD650はより高音質といえるのだが、HD650はクセのある独特な音質であり発売時期も古い。
もう何年も進歩の無いアナログ機器業界ではあるが、やはり装着感や音質を含め、HD650には古臭さを感じずにはいられないのだ。
もうひとつ付け加えるならば、HD650はヘッドホンアンプとDACが必須と言えるだろう。
アンプの無い環境ではHD650の高い性能を引き出す事が出来ないのである。
一方HD598はアンプの無い環境でも高いパフォーマンスを発揮するヘッドホンである。

私からのアドバイスは、アンプの無い環境もしくは、今後もヘッドホンアンプの導入を考えていないのであれば迷わずHD598をおすすめする。
既にヘッドホンアンプ等の環境が整っているのであれば、HD650が高い性能を発揮してくれるであろうと言える。
しかしながらHD650には独特な世界観がありジャンルによる不向きも多い為、予算があるならばHD700まで突き進む事をオススメする。
最後に付け加えておくが、HD650は優れた性能と多くのヘッドホンファンを魅了する名機である。
そのHD650に負けず劣らずとも言えるHD598は、価格と音質面において、優れた性能を持つヘッドホンである。
価格差に比例した音質差はたしかにあるのだが、コストパフォーマンスを重視した場合、HD598の満足度は高いと言えるであろう。


私が今更ながらにHD598を購入した理由はたったひとつ。

布団に入り寝ながら音楽を聴きたいからである。
HD598は私の希望にぴったり合ったヘッドホンである。
寝ながら使用する為、装着感は限りなくストレスフリーである事が条件だ。
眠気がある時の音楽鑑賞は、高音域や女性ボーカルの声が耳に刺さる事が多い。
故に高音域は極限まで丸く全く刺さりの感じない刺激の無さが必要である。

HD598はまさに寝ながらホンとしての条件にマッチしたヘッドホンである。

(SENNHEISER / ゼンハイザー HD598)
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♯1 Nadéah(ナデア) / MOMENTUMで試聴

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私の音楽ライブラリはMacのハードディスクに納められ、子機iPod classicへと転送される。
毎月数十ギガ単位で増え続ける音源を、垂れ流す様に、否、浴びる様に、否いや、砂糖の大地に巣穴を掘るアリンコの様に音楽を聴き続ける日々である。

悲しいかな、時間には限りがある為、再生が追いつかず聴き逃しているアルバムも少なからずあるのだ。

iPod classicのシャッフル再生にはドラマがある。
数千曲と納められた音源をランダムに再生するのだ。
うとうとと夢見心地で突然流れ出した、中島みゆきの''とろ’’には寒気が走ったものだ。

そんな中、出会いは突然やってくる。
MOMENTUMから流れるその楽曲は''とろ''の様な寒気ではなく、鳥肌の立つサウンドであった。


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Venus Gets Even / Nadéah(ナデア


Nadea(ナデア)というアーティストがいる。
出てくる言葉は、「ああ、かっこいい」
これだけで十分だ。
ブルージーなジャズサウンドと人間味溢れる歌声に聴き入るであろう。
その世界観は私を忽ち虜にしたのである。

MOMENTUMでナデアを聴き続ける。しかし私が出した答えは、
MOMENTUMではナデアを鳴らしきれない。である。
あきらかに力不足であり、もっともっとパワーのあるヘッドホンが必要であると感じたのだ。
ナデアの作る世界と彼女自身を奥深くまで掘り下げてくれるヘッドホンである。

HD700の出番だ。

果たして中島みゆきの''とろ''を超えられるであろうか。


♯2 Nadéah(ナデア) / HD700と赤ワインで
♯3 HD650バランス駆動 / Nadéah(ナデア)& Diane Birch

(SENNHEISER / MOMENTUM ゼンハイザー モメンタム)
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Red Hot Chili Peppers #3 / HD800でサプライズ

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HD800で聴くレッチリはサプライズの連続である。

私の音楽ライブラリにはレッドホットチリペパーズのアルバムが全てある。
初期のレッチリのアルバムを聴く事があまりなく、2000年以降の音源が好みである。
完成形かと思われた2000年以降のレッチリサウンドは今も尚熟成し続け、いったいこの先どういった形を魅せてくれるのか興味津々である。

現代フランス料理の様に常に進化し続け、サプライズな味わいを楽しませてくれるレッチリはまさにレストランである。
そんなレストランでは、今夜も賑やかに宴が開かれる。
私はHD800を手に取りレッチリを頂く。
レッドホットなチリペパーズはとてもクールだ。
ホットな食材にクールなシャーベットを添える様な巧みの料理だ。

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HD800で聴くレッチリは繊細で鋭く絶妙にかっこいい。
音像は細く上品であり、広い音場をテクニカルなサウンドで満たす。
HD800の特性である控え目な低音域がレッチリサウンドに奥行きのある味わいを与えてくれる。
バスドラムがバックで深く鳴り込み、ベースラインはビシビシと弦を弾く音を響かせる。
前面ではギターサウンドが優雅に鳴り、シンバルの響きは頭の上で刺激を与えてくれる。
ロックに広い音場は必要ないと考える事もあるのだが、レッチリサウンドはその広い音場を余す事無くポジティブに使い切ってくれるのだ。

アミューズから前菜へ、メインディッシュそしてデザートまで完璧な塩加減と味付け、そして絶妙な腹具合と満足度を提供するそんな一流シェフの仕事ぶりには敬意を表する。
そして会計時には更に冷や汗とサプライズで迎えてくれるのである。

レッチリを食べ尽くすにはHD800の味付けが最高に美味い。
奥深さ、格好良さ、高揚感を味わう事が出来る一流ヘッドホンHD800の仕事ぶりには敬意を表する。
そしてこのヘッドホンが16万円もするという事に、更に冷や汗とサプライズが迎えてくれるのである。


Red Hot Chili Peppers #1 / AMPERIORでクールに
Red Hot Chili Peppers #2 / MOMENTUM ピアーノピアーノ
Red Hot Chili Peppers #4 / 定番ロックホン HD700

(SENNHEISER / ゼンハイザー HD800)
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COBRA is not dead / HD700

もう随分と昔の話ではあるが、COBRAのメンバーの一人と電話で口論になった事がある。
今思い返せば本当に詰まらない事であるが、当時の私としては尊敬する彼らの言動が許せなかった。

「お前のパンクってのは職業か?少なくともオレのパンクってのは生き様じゃ」

そんな言葉を私はメンバーの一人に投げかけたのを覚えている。
青臭く子供染みた事であるが、常に真剣勝負でありたい。そんな気持ちの現れである。


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私がCOBRAから受けた音楽的影響力は計り知れない。
彼らが世に送り出したサウンドは、私の脳みその音楽的成分1/3を占めると言っても過言ではない。
これほどまでにハイセンスなパンクバンドは後にも先にも存在しないであろう。
私は彼らを天才と称する。

1982年から元祖Oiパンクとして今も尚現役として活動する彼らである。(2012年 活動休止)
私は今でも彼らの古い音源を中心にヘヴィーローテーションしており、
HD700がアドレナリンを分泌させてくれるのである。

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HD700が鳴らすCOBRAは最高にCoolでOiだ。
当時を思い出しながら、今もノリノリで私を揺らすCOBRAとHD700、Oi TONIGHTは明ける事が無く。
完成された彼らのサウンドは永遠に生き続けるであろう。
COBRA is not deadである。


それにしても随分と月日が流れたものだ。
いい歳したおっさんになってしまった私ではあるが。

生き様は変わらない。

(SENNHEISER / ゼンハイザー HD700)
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ノラ・ジョーンズ #5 子守唄になれないAMPERIOR

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ノラジョーンズ 第5回 AMPERIORでのレビューである。


さて、ノラジョーンズ聴き比べもとうとう5回目、AMOERIORの番まで来てしまった。
出来ればこの荒々しいヘッドホンでノラジョーンズを聴きたくはなかったのだが・・・
丸一日ノラジョーンズを鳴らした感想である。

予想通りのAMPERIOR節を発揮、やはりノラジョーンズを鳴らすには少しばかりお上品さが足りないか。というのが私が感じた印象である。

ウッドベースはこれでもか、と言う程に鳴り響き、演奏全体に広がり抑えが利かない。
密閉型特有の低音の反響音が更にのしかかりカオスである。
曲によってはピアノの音色が最前面まで押し寄せ、なんともバランスの良くない定位感である。
楽器との距離感が近く音に勢いがあり、もう少しゆったり聴きたいところであるが、そういった配慮は皆無である。


ノラジョーンズに関しては、HD700で相当聴き込んでいる私である。
やはりAMPERIORが鳴らすノラジョーンズは納得のいくものではないと言わざるを得ないであろう。
しかしながら、ノラの歌声にのみフォーカスした場合意外な一面があるのだ。
距離感は近くHD700で聴くノラ同様、耳元で囁く声を聴かせてくれる。
そして声の質感が良く、とても綺麗な歌声を聴かせてくれるのである。
マイクを通した声ではなく、実際の声を聴く様な生々しい歌声である。
モニター的な音を鳴らすAMPERIORの特性であろうか、意外な一面であり、こればかりは思わず頷いてしまう私であった。

ともあれノラジョーンズは私にとって母の様な存在である。
ノラの歌声を聴き始めると途端に眠気が襲うのである。
そう、幼い頃に母に唄ってもらった子守唄の様であり、私を癒す存在なのである。

しかしながらAMPERIORが奏でるノラジョーンズにはそういった子守唄や癒しを感じる事が出来ない。
予想はしていたものの、少しばかり残念な気持ちであるのは言うまでもない。




いや・・・・・・・・そうか。


ノラの歌声をずっと聴いていたい時、まだ眠りたくない時



どうやら私は大きな勘違いをしていた様だ。

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この荒々しくロックなヘッドホンAMPERIOR
ノラジョーンズと私を繋ぐヘッドホンであったか。



ノラ・ジョーンズ #1 HD700とノラジョーンズの世界
ノラ・ジョーンズ #2 HD800で鳴らすノラジョーンズ
ノラ・ジョーンズ #3 MOMENTUMで柔らかく
ノラ・ジョーンズ #4 HD650 レトロチックに
ノラ・ジョーンズ #6 究極の癒しフォン HD598
ノラ・ジョーンズ #7 HD800リベンジ

(SENNHEISER / AMPERIOR ゼンハイザー アンペリア)
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♯2 HD800 & HD700 ロック篇

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HD800 / HD700 比較検証第二回 ”ロック”

前回は女性ヴォーカルにフォーカスした比較であったが、今回は大きく”ロック”と括っての比較である。
音場を活かした演奏の臨場感、各楽器のリアリティ、ロック故ノリの良さ等の項目を重要視する比較である。




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マーティー・フリードマンによる、日本の楽曲をオフボーカル、エレキギターでカバーしたアルバム
一曲目の爪爪爪をリファレンスとする。

HD800
重心の高いサウンドであり、高音域が圧倒的にクリアで美しく響く。
広大な音場に各楽器を配置し、全ての楽器を明瞭に聴かせてくれる。
マーティー・フリードマンのテクニカルなギタープレイを余す事無く再現。
低い帯域の音は抜けが良く上品であり、ギターソロやシンバルの残響音等、余韻を楽しませてくれる完璧なチューニングである。
まるでクラシックでも聴くかの様な芸術的なメタルサウンドであり、聴く者を黙らせるであろう。

HD700
全体的に重心の低いサウンドが特徴で、ディストーションギターの5弦目と6弦目の低い音がズンズンと響き、迫力を演出する。
ギターソロは若干の曇りを見せるが、エフェクトとしてのオーバードライブ感が伝わり蛇の様にうねる。
ドラムスのアタックは素晴らしい。
バスドラムはズシリと感じるが抜けが良く、スネアドラムはスカッと軽快に鳴るが厚く密度が濃い。
シンバルの響きはネガティブであるが悪くはない。
とりわけアクティブなドラムスがズンズンドコドコと全体を支配する印象だ。
他の帯域を阻害する事無く迫力とノリの良さは秀逸である。

どちらのヘッドホンも間違いなく素晴らしいマーティーフリードマンを聴かせてくれるが、
敢えて選ぶのであれば、私はHD800を手にするであろう。

ヴォーカルが加わればまたその評価は大きく変わるであろうと付け加えておく。


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レッドツェッペリン 1979年の音源

HD800
全体的に音が分散され、のっぺりした印象である。
解像度が高く細かい音までしっかり聴き分ける事が出来るが、モニター調の詰まらない鳴らし方とも言えるだろう。
広い音場を活かした優雅なサウンドではあるが迫力に欠けると言わざるを得ない。
ベースラインは高い位置で鳴り、高音域はきらびやか、アコースティックな楽器は上品な佇まいである。
ヴォーカルはエレキギターの斜め後ろと言ったイメージで遠く感じるが、特にヴォーカルを前面に押し出す必要性は感じられないので問題はないだろう。
とても綺麗なレッドツェッペリンである。といえるだろう。

HD700
全体をぎゅっと凝縮した濃いサウンドである。
音の押し出しが良く、音圧が心地よく刺激する。
ベースラインをボンボンと鳴らし高音域は丸く鳴らす印象であり、中音域がアクティブでノリが良い。
ああ!なんてカッコいいサウンドなんだ。と思わず言葉が漏れるレッドツェッペリンである。
なにぶん勢いが良く各帯域の量感があるので、少し個性が強すぎるかもしれない。
聴き疲れが懸念される故、BGMとして聴き流す用途には向かないであろう。
とはいえロックを聴く上で、脳を攻撃するチューニングは必要不可欠であると考えるため、HD700に軍配が上がるのではなかろうかと私は思う。


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エリック・クラプトンでの比較である。

HD800
どこまでもクリアで綺麗なエレキギターの音が印象的である。
ベースライン、ドラムスといった中低音は上品に鳴り、高音域を引き立てる。
コンサートホールの様な空気感を醸し出す音場の広さに各楽器が浮かび上がり、嗚呼無上と私をいわしめる。
この上無い素晴らしいクラプトンサウンドである。

HD700
低音域がずっしりと支配的でありサウンドに厚みを与える。
高音域に若干の曇りを感じ、ネガティブな印象である。
バスドラムがポコポコと踊りノリは良いのだが、クラプトンの魅力を引き出せているのか?と疑問を投げかけられると、私はNOと答えるだろう。
決してHD700が鳴らすクラプトンは悪くない。悪くはないのだが、HD800の重心が高く、高音域が美しいクラプトンサウンドには勝てないのである。






さて、ここまで3組のアーティストで比較を行ったが、各アーティスト毎の詳細比較はここまでとさせて頂く。
以上に述べたアーティストの比較は、HD700とHD800との比較で明らかな差が見受けられたアーティストの一例である。
続けて以下に詳細比較を行う予定ではあったが、曲調によって向き不向きの傾向が明らかになったので纏めて解説したいと思う。



録音状態が良く、テクニカルなギターサウンドにはHD800がそのパワーを発揮する。
私が実際にエレキギターをプレイしていた経験によるものかもしれないが、ディストーションギターの全ての弦の音を聴き分けられる程の解像度の高さはHD800ならではの特性であろう。
ソロプレイやシンバルの余韻が素晴らしく、HD800が醸し出す空気は、実際にギターを鳴らしているかの様な錯覚さえ覚える。
ノリの良さとは違った、ダウン系とでも言おうか、悦に入る快感である。

一方HD700はノリの良さを重視したスピード感のある所謂タテノリ系の楽曲で最高のパフォーマンスを発揮する。
中低音が豊かで厚みのある重厚なサウンドが特徴である。
特筆すべきはドラムスのアタック感であり、バスドラムがズシリと響き、スネアドラムが弾ける。
私がHD700を手にして、まず最初に感動したのがスネアドラムの音だ。
言葉では上手く説明出来ないのだが、まるで生き物の様な生々しい音を聴かせてくれるのだ。


どちらの機種も超高性能ヘッドホンである為、かなりレベルの高い比較であると付け加えておこう。
音楽を鳴らすという目的においては業界最高峰のヘッドホンである。
どちらの機種で聴くロックも素晴らしいものである事を理解して頂きたい。
そして敢えてロックを聴くのであればどちらの機種を選べばいいのか?というのが今回のテーマである。

結論はHD700である。
その平均点の高さ故、あらゆるロックをそつなく鳴らし、不満に感じる事はないであろう。
一方HD800であるが、特定の楽曲では唯一無二のパフォーマンスを発揮するが、苦手な科目が多いのも事実である。

HD800はゼンハイザーが誇るフラッグシップモデルである。
苦手な科目が多く扱い辛い機種であるが、得意なジャンルでは驚異的なパワーを発揮するピーキーなヘッドホンである。
そんな手の掛かるヘッドホンであるが、それが最大の魅力であると言えるだろう。

第一回に続き今回もHD700に軍配が上がる結果となったが、次回はどうなるであろうか。




今回、私が聴き比べを行ったロックアーティストは以下の通りだ。

アブリル・ラヴィーン / ビートルズ / The Bobby Fuller Four / The Clash / エリッククラプトン / Led Zeppelin / レニークラヴィッツ \ マーティーフリードマン / Rancid / ニルヴァーナ / エアロスミス / Red Hot Chili Peppers / ブライアン・アダムス

以上である。

海外アーティストばかりのピックアップであるが、HD800やHD700で邦楽ロックを聴くのはあまり奨められたものではない。
録音が悪く音質が良くないからである。
そしてミキシングに拘りがなく、ただ鳴らしているだけ、といった商業的アーティストが多いからである。
故にHD800やHD700の様な高解像度ヘッドホンを使うと、録音の悪さが顕著に現れ聴くに耐えないものとなる。
邦楽を否定するものではない。
私は邦楽ロックやポップスも良く聴き、好きなアーティストも数多くいるが、邦楽ロックは味付けの濃いヘッドホンを選択するのが無難であると言えるだろう。
HD800やHD700は、高性能である反面、録音の粗やノイズを顕著に拾い上げるヘッドホンであるからだ。

(SENNHEISER / ゼンハイザー HD800 HD700)
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ノラ・ジョーンズ #4 HD650 レトロチックに

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ノラ・ジョーンズ その4 HD650でのレビューである。


開放型ヘッドホンであるが音場はコンパクトであり、密度の濃いサウンドが特徴的である。
高音域が弱く全体的にベールを一枚被せた様なサウンドである為、眠気誘発指数は最高レベルである。
低音域が豊かで制動が弱く、全体に広がりボワつくがノラとの相性は悪くない。
ノラとの距離感は決して遠くはないが、声にハリとボリュームが不足している様に感じる。
他の楽器に埋もれている場面が多々見受けられるが、声の質感は決して悪くない。

高解像度、広大な音場を持つHD800、HD700とノラジョーンズを聴き比べてきたが、私がHD650に抱く印象を一言で表すとすれば、レトロチックサウンドである。
細かく音質的な部分を言及するなれば、決して良いとは言い難いのだが、その独特な雰囲気で聴くノラジョーンズは、私に懐古的感情を抱かせる。
そう。子供の頃にお母さんに塗ってもらったヴィックスヴェポラップだ。


上位2機種とは全く違った性格を持つHD650の最大の魅力は、超暖色系サウンドであろう。
そのサウンドはノラジョーンズの素晴らしさを引き立て、私の脳を気持ち良く刺激する。

発売から10年になるHD650であるが、その奥床しく心地良いサウンドは今もなおオーディオファンを魅了し続ける所以であろう。

やはりノラ・ジョーンズはいつも通りに素晴らしい。

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ノラ・ジョーンズ #1 HD700とノラジョーンズの世界
ノラ・ジョーンズ #2 HD800で鳴らすノラジョーンズ
ノラ・ジョーンズ #3 MOMENTUMで柔らかく
ノラ・ジョーンズ #5 子守唄になれないAMPERIOR
ノラ・ジョーンズ #6 究極の癒しフォン HD598
ノラ・ジョーンズ #7 HD800リベンジ


(SENNHEISER / ゼンハイザー HD650)
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HD650の独特な世界とAmy Winehouse

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エイミー・ワインハウス
もう彼女の独特なサウンドと歌声を2度と聴く事が出来ないとは。

HD650はエイミー・ワインハウスの世界観を的確に再現する。
まるで古いラジオから流れる懐かしいサウンドの様であり、ノスタルジックに私を包む。

豊かな低音域が時間を緩め、軽快に鳴るドラムスは木の様な音を奏でる。
エイミーの歌声はその若さにして燻し銀、HD650が鳴らすエイミーはパーフェクトと言えよう。
マリアージュである。

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2011年7月23日 27歳の若さでこの世を去る。

熟成されゆくエイミーワインをHD650というグラスでもっともっと味わいたかった。


(SENNHEISER / ゼンハイザー HD650)
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Red Hot Chili Peppers #2 / MOMENTUM ピアーノピアーノ

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レッチリをMOMENTUMで鳴らし込む。

上品でまったり傾向なMOMENTUMであるが、レッチリがドライブするMOMENTUMはどういった印象であるか。

これほどまでに眠たくなる様なレッチリは聴いた事が無い。
退屈で面白みが無く、スピード感や躍動感は皆無だ。
突出する帯域はなく、あくまでもどこまでもフラットであり特徴がない。

だがしかし、しばらく聴いているとその特徴の無さが心地良いサウンドへと変化する。
まるでジャズを聴いているかの様な上品なレッチリには驚きだ。

エレキギターは丸く、ベースラインはしっとり落ち込み、ドラムスは優雅に響き、ヴォーカルはさだまさし。

なるほど。
まさにこれがMOMENTUMならではの魅力であるか、いや、レッチリの隠された裏チューニングなのか。

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Red Hot Chili Peppers / Stadium Arcadium:


Red Hot Chili Peppers #1 / AMPERIORでクールに
Red Hot Chili Peppers #3 / HD800でサプライズ
Red Hot Chili Peppers #4 / 定番ロックホン HD700


(SENNHEISER / MOMENTUM ゼンハイザー モメンタム)
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♯1 Diane Birchはタルトゥーフォの香り

私の好きな食べ物ベスト3を発表しよう。

1位はダブルクォーターパウンダーチーズにチキンマックナゲットのコンビネーションだ。

2位はイタリア アルバ産の白トリュフ

3位は納豆だ。

もう随分とこの順位が変わる事がない。

あつあつの玉子かけご飯の上に1kg、50万円の白トリュフを贅沢に削る。
立ち上がる香りは至福であるが、罪悪感と幸福感が入り交じるなんとも言えない味わいである。
極上の白トリュフを入手した時の喜びははかりしれない。
その香りに秘める魅力をどう表現すればいいのだろうか。


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ダイアン・バーチは白トリュフである。
その素晴らしい歌声は白トリュフの香りに匹敵する程の幸福感を味わう事が出来るのである。
そしてダイアン・バーチのうっとりする香りにAMPERIORはどうだろうか。

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私の中でダイアン・バーチを鳴らす選択肢にAMPERIORはあり得ない。
この荒々しいヘッドホンで白トリュフの様なダイアン・バーチを鳴らすのは罪である。
嗚呼、白トリュフに玉子かけご飯の完成だ。

低音がボコボコ鳴り、音は雑に入り交じり空間表現、空気感は皆無だ。
だがそこから立ち上がる白トリュフの香りは素晴らしい。

白トリュフと玉子かけご飯は理にかなった食べ方である。
AMPERIORとダイアン・バーチも悪くない。

枯れ果てた大地に咲く一輪の花はより綺麗である。

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♯2 Diane Birch MOMENTUMの柔らかさ
♯3 HD650バランス駆動 / Nadéah(ナデア)& Diane Birch


(SENNHEISER / AMPERIOR ゼンハイザー アンペリア)
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♯1 HD800 & HD700 女性ヴォーカル篇

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HD800とHD700の比較である。
ヴォーカルに焦点を当てての聴き比べである。

私にとって女性ヴォーカルの色っぽさは重要な項目の一つである。
今回は男性ヴォーカルについては除外しよう。
槇原敬之や平井堅に耳元で囁かれても困惑するのである。



HD800は広大な音場故、比較的音像が遠ざかる傾向にある。
当然ヴォーカルの定位も少し遠ざかるが、広いホールで演奏しているイメージである。
一方HD700であるが、音場は少し狭くなりヴォーカル定位は最前面に、ライブハウスで演奏しているかの様である。
今回は音場の広さやヴォーカル位置については無視して話を進めていこう。
あくまでも声の質感に付いての比較である。




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世界一セクシーな歌声の持ち主(と私は思っている)シェネルでの聴き比べである。

HD800で聴くシェネルはドライである。
声に艶はなく坦々とした口調であり一語一句に粘りがない。
ザラツキとまではいかないが、声の表面に若干の固さを感じてしまう。
ドライでクールな歌声に魅力を感じるアーティストもいるが、
少なくともシェネルの魅力は引き出せないと私は考える。
HD800の欠点の一つだろう。

打って変わってHD700で聴くシェネルの声はより人間味を増す。
息遣いが感じ取れる様であり、一語一句が明瞭で艶がある。
声に奥行きがあり目の前で唄うかの様である。
HD800とは明らかな差を感じてしまうであろう。


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胸に手を当てパカッと開き、内蔵を曝け出す様な歌声を魅せるビヨンセである。

HD700から解説しよう。
とにかくパワフルである。声は太く分厚く、猛獣の如し
その迫力ある歌声には感動を覚え、ビヨンセの魅力を十二分に聞かせてくれるだろう。
文句無しの素晴らしいチューニングである。

一方HD800で聴くビヨンセはHD700程の強さを感じる事は出来ない。
声は細く繊細であり美しいのだが、迫力に欠ける面が伺える。
しかし、美しい。
これ程までに繊細で細く且つエグる様なヴォーカリストが他に存在するであろうか・・・



などど余計な事を考えて比較出来なくなってしまったので中断である。
どちらも個性的であり素晴らしいと付け加えておこう。


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Time To Say Goodbye、ソプラノ歌手のサラ・ブライトマンである。

HD700で聴くサラ・ブライトマンは上記アーティスト同様に立体感があり色艶を感じる事が出来る。
しかしながら高音域まで伸びる歌声に限界を感じてしまうのである。
解りやすく言えば、息が詰まりそうな声の伸びである。

HD800ではこの高音域まで伸びる歌声に余裕があり、素晴らしい余韻を堪能出来るのである。
しかしながら声に人間味が薄く、まるで楽器の様であり無機質な印象である。
クラシックが得意なHD800の特性であろう。美しい音色を聴かせてくれるのであるが、そこにサラ・ブライトマンのソウルは存在するのであろうか。
どちらも透き通る様な素晴らしい歌声を聴かせてくれるが、色艶を追求するのであればHD700に軍配が上がるだろう。
好みが分かれる所である。



っっっっF


日本人離れした歌唱力と太く低く聴かせてくれるAIである。

HD700のAIはAIらしい歌声を聴かせてくれる。
鼻声が印象的でありハスキーな一面と独特な唄い回しも良く再現されておりまさにAIである。
低音域が豊かな特性を持つHD700とAIの低い声がマッチしており、力強く滑らかに幅広い帯域でAIの歌声が響くのである。
素晴らしいマッチングである。

HD800で聴くAIの歌声には驚きである。
声は透き通り鼻声ではなく、とても綺麗な印象、別人のようである。
綺麗にクセがなく聴かせてくれるがAIらしさが感じられない。
もう少し温かみがほしいところであるが、透き通る歌声に思わず聴き入ってしまう私であった。

どちらも魅力的なAIを聴かせてくれるのであるが、よりリアルを求めるのであれば、間違いなくHD700の独壇場と言えるのではないだろうか。



さて、ここまで淡々と書き綴ってみたが、まだまだ比較したいアーティストは数多くいる。
しかしながら、HD800はヴォーカル曲に弱いというのは明白である。
声に厚みがなく、繊細で細く透明感があり美しいのだが、人間味に欠ける面を感じてしまう。

一方HD700はヴォーカルに厚みと立体感があり、息遣いや粘膜を感じ取る事が出来る。
有機的な音であり人間味に溢れ、色っぽく聴かせてくれるであろう。

ヴォーカルでの比較はHD700の圧勝である。
女性ヴォーカル好きな方にはHD700で間違いはないと言えるであろう。


(SENNHEISER / ゼンハイザー HD800 × HD700)
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押尾コータローのギターとHD800

私は十代から二十代にかけてアコースティックギターで弾き語りをやっていた。
街角に出ては自己満足に唄い流すのである。

長渕剛から右手を学び、泉谷しげるから左手を学び、ボブディランから唄い方を学んだのだ。
右手で音を正確に、左手で感情表現、歌とハーモニカは魂の叫びである。
弾き語りとは音楽ジャンルに囚われる事の無い普遍的感情表現であり、
パンクでありロックであり時には愛を奏で、ジャジーでクラシックでもある。

私自身、もうずいぶんとギターを握っておらず、フォークソングや弾き語りといった楽曲も殆ど聴く事がなくなってしまったが、
私の音楽の根本は生ギターである。


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押尾コータローの美しくロックでクラシックなギターサウンドは、HD800がその魅力を余す事無く存分に聴かせてくれる。
ギター一本で美しい音色を奏で、メロディーを構築し、リズムを刻み、空気を作り、緊張と緩和を齎すのである。
押尾コータローの息遣いが、HD800から感じ取れるのである。

私は押尾コータローのアルバムは月に一度程しか再生しない。
オフボーカル曲をあまり聴く事が無く、もっぱらの女性ヴォーカル好きであるからだ。
押尾コータローの熱狂的ファンの方には申し訳ないが、月に数度しか再生しないそんな私であるが、
私が聴く押尾コータローサウンドはおそらく世界一である。
その素晴らしいサウンドは言うまでもない。

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HD800オーナーである私の特権なのだ。


(SENNHEISER / ゼンハイザー HD800)
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ノラ・ジョーンズ #3 MOMENTUMで柔らかく

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ノラジョーンズ第三回 MOMENTUM
前回、前々回と据え置き機でのレビューであったが今回はポータブル環境でのレビューである。

MOMENTUMでノラジョーンズを聴いてみるのだが、やはりMOMENTUMは優秀なヘッドホンであると再確認するのである。
iPod classicから直接再生であるが、ノラジョーンズの魅力を十分に堪能出来るであろう。


ウッドベースはウッドベースらしい音をしっかりと再現し、ピアノの音も美しい。
ドラムスはひっそりとリズムを刻み上品である。
ノラの歌声はやや一歩下がった位置からになるがしっかりとその魅力を引き出してくれる。

密閉型である故音場に余裕が無く各楽器が纏まり少し騒がしい。
低音の響きも密閉型の特性であるが、ウッドベースや低いキーのピアノ等の中低音が強調されてしまい、
少し煩わしく感じてしまう面もある。
しかしその反面、その騒がしさと低音の響きがサウンドに温かみを醸し出し、なんとも言えない雰囲気を作り出してくれるのである。
ノラジョーンズの楽曲にマッチするMOMENTUMの特性である。

兎にも角にもMOMENTUMのチューニングは上品である。
高音域は丸く刺々しさは無く、中低音が上品に鳴り込み聴き疲れの無いまったりサウンドである。

足下にストーブを焚き、MOMENTUMとホットミルクそしてノラジョーンズの優しい囁きで私は五分と持たずに深い眠りに落ちてしまうであろう。
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もう少し、聴いていたいのだが


ノラ・ジョーンズ #1 HD700とノラジョーンズの世界
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(SENNHEISER / MOMENTUM ゼンハイザー モメンタム)
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Red Hot Chili Peppers #1 / AMPERIORでクールに

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AMPERIORで鳴らすレッチリは最高にクールである。

今やロック界の定番と言えよう、レッドホットチリペパーズのサウンドの奥深さは私を魅了し続けるのである。

レッチリを鳴らすのはAMPERIORが定番である。
究極にロックに特化したAMPERIORが適任であると以前にも紹介した通りである。
しかしながら不思議な事に、それぞれ性格の異なる私の手持ちのヘッドホン全てがレッチリを上手く鳴らしてくれるのである。
いや、そうではない。
これこそがレッチリの持つサウンドの奥深さであり不思議な魅力なのかもしれない。
ヘッドホンがレッチリを鳴らすのではなく、レッチリがヘッドホンをドライブするのである。


レッチリがドライブするAMPERIORはクールである。
かっこ良く鳴らし、音質に冷たさを齎す。
ドラムスのアタック感は秀逸でそのノリの良さとキレはお見事である。
中音域は分厚く、高音域は鋭く、スピード感、疾走感が冷たく頭を刺激する。
冬に飲む辛口のスパークリングワインである。


AMPERIORとレッチリはベストマッチと言えよう。
しかしながら他のヘッドホンで聴くレッチリには、AMPERIORとは全く違った世界が存在するのである。

不思議なアーティストである。

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Red Hot Chili Peppers #2 / MOMENTUM ピアーノピアーノ
Red Hot Chili Peppers #3 / HD800でサプライズ
Red Hot Chili Peppers #4 / 定番ロックホン HD700


(SENNHEISER/AMPERIOR ゼンハイザー アンペリア)
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Rock And Roll Is Dead / HD800

レニー・クラヴィッツの楽曲はHD800で芸術的に鑑賞するのが私のスタイルである。
否、レニー・クラヴィッツのサウンドそのものが芸術的であると訂正する。

音楽機材のマニアであり自身の楽曲にもその拘りを見せるレニー・クラヴィッツであるが、その拘りを隅々まで嘗め尽くし堪能させてくれるHD800はやはり素晴らしいっヘッドホンであると実感するのである。

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HD800の繊細で線の細いサウンドはレニーのエレキギターサウンドをクールに再現し、低音域を極限まで抑える腰の高いサウンドは芸術的であると言えるであろう。


HD800が魅せるサウンドはRock And Roll Is NOT Deadである。


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ゼンハイザーヘッドホンに拘って色々な観点から使用感等を綴っていこう。

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