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MOMENTUM 生まれ変わる

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MOMENTUMは私のお気に入りヘッドホンのひとつである。
ポータブルヘッドホンとしてiPod classicの良きパートナーでありその実力には大変満足しているのであるが、
時に期待外れな音を聴かせてくれる事もあるのだ。

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ダイアン・バーチとナデアは私のお気に入りアーティストである。
以前、MOMENTUMとのマッチングについて書いたが、その結果は評価出来るものではなかった。

♯1 Nadéah(ナデア) / MOMENTUMで試聴
♯2 Diane Birch MOMENTUMの柔らかさ

さて、このままでは終われない。
私の性格上どうしてもお気に入りのMOMENTUMでお気に入りのアーティストを上手く鳴らしてみたいのだ。
ダイアン・バーチは、私が初めて食べた白トリュフの感動を思い起こさせる様な素晴らしいアーティストだ。
そしてナデアは私から赤ワインを取り上げる程のアーティストである。
そんなアーティスト達の生き様をより鮮明に感じ取る為には音に拘る必要がある。
音を聴けばそのアーティストの生き様とソウルを感じる事が出来る。それが音楽家であると私は考える。
そして音に拘るのは聴き手よりも音楽家自身であるのは言うまでもなく、音楽家が作り出す拘りの音を、より高音質で聴きたいという願望は自然な流れである。

より高音質でアーティストの作り出す音を感じたい、その生き様をより奥深くまで感じたい、
その方法としては手っ取り早くHD700やHD800の高音質ヘッドホンを手に取ればいいのだが。
ところが私がバカである理由がここに存在する。
どうしてもMOMENTUMでダイアン・バーチとナデアを上手く鳴らしたいのだ。
もっと細かく言えば、どうしても職場での休憩時間にMOMENTUMで聴きたいのだ。

上を見ればキリがない。ならば初めから頂点を見ればいいのだ。
MOMENTUMでナデアとダイアン・バーチを上手く鳴らす為に、かなりの出費となったしまった訳だが、それも仕方の無い事であろう。
これぞ男のロマンではないだろうか。
1kg50万円の白トリュフや100万円のロマネコンティを買う事を考えれば、私等子供みたいなもんである。
そう自分に言い聞かせながら少し憂鬱な朝を迎えるのであった。

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さて長い前置きになってしまったが、本題である。

Cypher Labs製のポータブルD/AコンバーターAlgoRhythm Solo -dBそして
ALO製ポータブルヘッドホンアンプRxMk3-bである。
これらの機器同士の接続にALO製MiniXLRケーブルを購入。
総額で18万円程の出費となった。
はたしてMOMENTUMをうまく鳴らしてくれるであろうか。

MOMENTUMの音質は好みが分かれるところだろうか。
優しく上品な音の押し出し感があり、突出する帯域もなくフラットである。
ヴォーカルが少し下がり気味であり中高音に音のこもりがある。
ソースによってはヴォーカルが後ろに隠れてしまい酷い音だなと感じる事もあるのだ。
敢えて悪い部分を指摘すればの話であるが、こと、ナデアとダイアン・バーチに関しては上手く鳴らしてくれないのである。

ではSolo-db及びRxMk3-BのコンビネーションはMOMENTUMにどういった変化を齎してくれるのであろうか。

まず一聴して驚いたのが解像度の飛躍的な向上であろう。
思わず声に出して歓喜する程の驚きである。
iPod classic直挿しでの音質は、音に立体感がなく左右に音場が広がりヴォーカルや楽器の分離がイマイチであったが、これらの機器を接続する事により、前後左右上下に音場が広がり立体感はポータブル機とは思えぬ程である。
それにより楽器とヴォーカルの定位感も良くなり、他の楽器に埋もれる事なく聴き取る事が出来る。
全ての楽器が活き活きと元気に音を奏でその躍動感は素晴らしいものだ。
ナデア、ダイアン・バーチともに声に艶が増し「嗚呼!かっこいい。」と思わず溜め息が漏れる程の変化である。

とは言え、MOMENTUMの個性を壊す様な味付けを私は好まない。
もちろんSolo-db & RxMk3-bの組み合わせによってMOMENTUMの良さを壊す事はない。
私がMOMENTUMに抱いていた不満を全て払拭してくれる形であると言えるだろう。
’’ダイアン・バーチとナデアをMOMENTUMで上手く鳴らす’’と言う事に関しては100点満点であり、文句無しの仕上がりである。

今回、何より驚いたのが、MOMENTUMの潜在能力である。
据え置き機に引けを取らない伸び代があり、ポータブルのみならず自宅でのメイン機としても十分な性能を発揮する素晴らしいヘッドホンであると改めて認識させられたのである。

ナデア&ダイアン・バーチ、MOMENTUMがその生き様をうまく描写してくれるであろう。
結構な出費ではあるが満足のいく結果となったので良しとしよう。
来年は白トリュフと赤ワインを諦めて、野菜ジュースと干椎茸にすればいい。

良いお年を。

※Cypher Labs AlgoRhythm Solo -dBとALO RxMk3-bに関するレビューは後ほど。
(SENNHEISER / MOMENTUM ゼンハイザー モメンタム)
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