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HD800リケーブル ♯3

IMG_2155_20130115123404.jpg

ALO Reference 16 Silver/Copper for Sennheiser HD-800へのリケーブルである。

リケーブル直後の荒れ状態からどの様に変化したであろうか。
ケーブルにエージングが必要なのかどうかは置いといて、私がリケーブル直後に一聴して感じた印象は以下の通りだ。

女性ヴォーカルの声が強烈に刺さり、サ行の擦れる音が耳障りであった。
低音域は出ず、中高音がシャリシャリ状態で、音像が極端に細くその鋭さに不快感を覚えた。
驚異的な解像度と音像の細さ、低域の無さと高音域の鋭さは聴き心地が非常に悪く最悪な印象であった。
リケーブル直後に一聴して、その後一日放置したのである。
一日経った頃にもう一度リケーブルHD800を鳴らしたのだが、印象は変わらず。

ALOのJOSHからのアドバイスとして、しばらくエージングしろ。との事であったが、初めのネガティブな印象から大きく変化があるとは思えず酷く落胆していたのだ。
非常に高価なケーブルである。
これはとんでもない失敗をしてしまったなと半ば諦め状態である。
奮発して高価なワインを注文してみたものの、その味に満足出来ず落胆する事はしばしある。
そんな落胆ぶりを遥かに上回る絶望感である。
ワインは不味かろうが美味かろうが結局は胃の中で消化吸収されるが、このケーブルはそうはならない。
その美しい造形と拘りのケーブルを目にする度に落胆の溜め息を吐く事となるのだ。
これはいかん。なんとかならないものか。

とりあえずエージングを施す為に、丸一日再生放置した後、寒さで固まったケーブルをストーブで温め解す。
その後仕事へ向かい、帰宅後にHD800を再度鳴らしてみたのだ。
もうこのまま純正ケーブルに付け替えて、なかった事にしたいくらいの不安からの再生である。

IMG_2171.jpg

結論から言おう。
上記に記したネガティブな印象は一気に吹き飛び、それどころかその音質の素晴らしさには感動の嵐だ。


果たしてケーブルのエージングにより音質が変化したのか。
或は私の耳がエージングされたのであろうか。
はたまた、あまりにもの不安から ''これは良いケーブルなのだ'' と自己暗示によるものなのか???

私はリケーブル後のHD800を殆ど聴いておらず、私の耳がエージングされた可能性は低く考えにくい。
疲れが溜まっている時や体調不良、眠気がある時等のリスニングは音の刺さりを感じやすい。
そしてリケーブル直後は確かに疲れていた。
しかしながら、リケーブル直前に鳴らした純正ケーブルでの音質は刺さり等なく心地のいいものであった。
疲れにより神経が過敏になりその影響であったというのも考えにくい。
そして最後に、私はオーディオに関わらす、''良いものは良い'' ''悪いものは悪い'' とはっきり断言する性格である。
都合良く自分の感情をプラシーボさせる様な事は出来ないのでこれもありえない。
やはりケーブルのエージングによる変化なのか。

エージング云々について否定的な考えは全く無く、特に拘る必要はないのであろうが、ネガティブな印象であった音質がここまで大きな感動に変わるとは私自身驚きを隠せないのである。
ともあれ、落胆からの感動は喜びも数十倍であり、私自身、ALOに対する信頼度は急上昇である。


さて音質について簡単にレビューしてみたいと思う。
他のケーブルを所持していない為、純正ケーブルとの相対的な比較になるが私が感じた印象は以下の通りだ。
メモからの走り書きである。

中高音がよりクリアで透明度が高い。ゼンハイザーヘッドホン特有の中高音のクセ(籠もりの様な独特な丸み)がなくなり、晴れ晴れとした印象。
解像度が増し音が滑らかに流れる。
低音域は暖かみが増し純正ケーブルには無いウォームな印象。
シンバル等の金属音がリアルで刺激的でありその余韻の美しさは素晴らしいの一言。
音場が更に広がり、定位感、立体感がより増しリアルな演奏が心地よい。
一番の驚きは、ヴォーカルだ。
純正ケーブルでのヴォーカルは、ドライで細く距離が遠く感じていたのだが、
声はより太く艶を増す。距離感が近くなり今までとは全く違った質感である。
一瞬ハッとさせられる様なリアルな歌声は他のヘッドホンでは味わえない程の素晴らしさと言えるであろう。
女性ヴォーカルに強いHD650やHD700の出番がなくなる程に、Reference16とHD800のコンビネーションが聴かせる女性ヴォーカルは素晴らしい。

Joshからのメールの通り、
>解像度、速度、暖かさ、イメージ、ソニック明瞭度を最強に強化している。
>HD800を使用するにあたり、このReference16は、素晴らしいミッドレンジと
>美しく澄んだ、ハイエンドで傑出した豊かな低域を表現する最高のケーブルだ。

上記の点をフォーカスして聴くとよりその拘りが感じられるであろう。

Reference16の実力は相当なものである。
私自身、リケーブルによる音の変化など微々たるものだと考えていたのであるが、その考えを根底から覆す程の音質の変化であり、私自身の無知で浅はかな考えを嘲笑うかの様である。

まるでHD800がHD850にでもアップグレードされたかの様である。
大袈裟な言い方ではあるが、''其れ程大袈裟でもないんだぜ!'' と言うのは聴けば誰もが納得するであろう。

今回のレビューは純正ケーブルとの相対比較であり、複数のケーブルとの比較を行った場合、またその印象は大きく変わると思われるが、
ALO Reference 16 Silver/Copper for Sennheiser HD-800へのリケーブルは、私に大変な満足感をもたらす結果となり、素晴らしいケーブルであるとオススメ出来るものである。

ALO audio ヘッドホン各種ケーブル ♯1
HD800リケーブル ♯2
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承認待ちコメント - - 2013年06月09日 16:04:02

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