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HD650 インプレッション 

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型式 : ダイナミック・オープン型
周波数特性 : 10~39,500Hz
インピーダンス : 300Ω
音圧レベル : 103dB
質量 : 約260g
接続ケーブル : ケーブル長3.0m(両だし)、6.3mmステレオ標準プラグ
付属品 : 3.5mm変換アダプター
実売価格2012/11現在、40,000円〜46,000円。



長らくゼンハイザーヘッドホンのフラッグシップ機として君臨し、多くのヘッドホンファンを魅了して来たHD650である。
2003年の発売からかれこれ10年程になる機種であるが今もなおその人気が衰える事は無い。

付属品に6.3mmプラグ-ミニプラグへの変換アダプタが同梱されているが、インピーダンスが高く駆動力を必要とする為アンプの導入は必須である。
DAPから直接出力での使用も可能ではあるが音質は悪くHD650の性能を引き出す事は出来ない。
ヘッドホンアンプの導入も視野に入れて購入を検討する必要がある。
ヘッドホンアンプの導入を考えていないのであれば、同じ開放型ヘッドホンであるゼンハイザーHD598をオススメする。

一般的な評価として装着感は側圧が強く、長時間のリスニングにストレスを感じるという意見が多いが、私個人の感想としては装着感の悪さは感じられない。
やはり一般の評価通り側圧の強さはストレスであると感じた次第だ。

HD700、HD800と上位機種が出揃った現在、HD650の音質は比較的観点から良いものとは言えないであろう。
解像度や各楽器の分離、定位感はいまいちであり音場も狭い。
あくまでもHD700、HD800との比較である事を理解願いたい。
音質の傾向として、高音域に不足を感じクリアさに欠けている印象。
中音域も籠もり気味でもやもやした感じであろうか。
全体的に低域寄りではあるが、纏まりが悪くボワつく低音である。

ポジティブに説明していこう。
全体を包み込む様な柔らかくしっとりした中低音域が印象的である。
HD650の音場全体を中低音で包み込み各帯域を凝縮して配置したような世界だろうか。
高音域が不足気味ではあるがその反面温かいサウンドを醸し出してくれる。
女性ヴォーカルに透明感は感じられないが濃密でセクシーな歌声を聴かせてくれる。
独特な世界観を持ち、柔らかく且つ温かく、演奏全体を凝縮させた纏まりある音を聴かせてくれるであろう。
そう、アナログレコードの様な存在感であると譬喩しておこう。

近年、ピュアオーディオ指向に変化しつつあるヘッドホンオーディオ界であるが、HD650は異質で個性的な性格を持ち独特な雰囲気を醸し出すヘッドホンである。
音質のみにフォーカスして比較した場合、少し物足りなさを感じてしまうと言わざるを得ないが、HD650には他の機種では味わう事が出来ないオンリーワンの性格があるのだ。
その性格は多くのヘッドホンマニア達を虜にする。
名機と謳われる所以であろう。

(SENNHEISER / ゼンハイザー HD650)
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